PR

 移動電話機(携帯電話機とPHS電話機)の2007年4月の国内出荷台数が,3カ月ぶりで500万台割れとなった。電子情報技術産業協会(JEITA)が6月12日に発表した4月の国内出荷実績によると,総出荷台数は前年同月に比べて2.6%減少の417万7000台だった。携帯電話機の出荷台数も,前年同月に比べて2%減少の408万4000台だった。

 ただし,携帯電話機のうち第3世代移動通信(3G)サービス対応機(3.5G対応機などを含む)の出荷台数は402万1000台となり,前年同期に比べて12.6%の増加となった。3G比率(携帯電話機全体の出荷台数に占める3G対応機の出荷台数の比率)は98.4%である。

 一方,PHS電話機の出荷台数は9万3000台と,前年同期に比べて24.8%の大幅な減少となった。前年同月の実績を下回ったのは3カ月ぶりである。