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 米Forrester Researchは現地時間6月27日,欧州のインターネット・ユーザーのオンライン活動についての調査結果を発表した。それによると,回答者の60%はブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)といったユーザー参加型の「ソーシャル・コンピューティング」を利用していることが明らかになった。しかし,利用状況は国によって異なるという。

 調査は,英国,フランス,ドイツ,イタリア,スペイン,オランダ,スウェーデンのインターネット・ユーザー7000人以上を対象に実施された。

 ソーシャル・コンピューティングの中で最も利用されているサービスは,消費者によるカスタマ・レビューだった。およそ3分の1の回答者がカスタマ・レビューを読むと答えている。SNSについては,英国とスウェーデンのユーザーは受け入れているが,ドイツとフランスでは関心度が低い。英国ではユーザーの3分の1以上がSNSに参加しており,この割合は欧州平均の2倍に相当する。

 ブログやWebサイトを公開しているネット・ユーザーの割合は,全体の9%だった。オランダはこの割合が15%で,最も高かった。このほかにも,スペインのユーザーはWebサイトに積極的にコメントを投稿しているのに対し,ドイツのユーザーはオンライン上で発言することに消極的なことが分かった。

 Forresterは,ソーシャル・コンピューティングの利用状況が国によって異なる理由のひとつとして,インターネットの導入段階が異なることを挙げている。スペインとイタリアでインターネットを定期的に使用しているユーザーの割合は,それぞれ40%と44%に過ぎない。ブロードバンドもまだ全体的に普及しておらず,ドイツではユーザーの4分の1がダイヤルアップまたはISDN回線を利用しているという。

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