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 米Nielsen//NetRatingsは米国時間7月10日,2007年5月のWebサイト視聴ランキングを発表した。視聴総時間をもとにした場合,Webサイトの首位ブランドは「AOL Media Network」の250億分。以下,「Yahoo! 」(196億分),「MSN/Windows Live」(106億分)と続いた。

 上位3サイトは,インスタント・メッセージング(IM)や電子メールの利用が多かった。4~6位の「Fox Interactive Media」「Google」「eBay」と,10位の「YouTube」はリピーターが多く,7位の「Microsoft」と9位の「Apple」はそれぞれ「Windows Media Player」と「iTunes」という人気アプリケーションによって視聴総時間を伸ばした。

 「Electronic Arts」はユニーク・ビジター数で他のサイトを大きく下回るが,同社のゲーム・サイト「Pogo.com」における視聴総時間が長いことからトップ10入りした。

2007年5月のブランド別Webサイト視聴ランキング
(家庭ユーザーと職場ユーザー)
ブランド 視聴総時間 ユニーク・ビジター数           (単位:10億分)  (単位:100万人) AOL Media Network 25.0 91.6 Yahoo! 19.6 107.6 MSN/Windows Live 10.6 95.9 Fox Interactive Media 7.8 64.1 Google 7.4 110.2 eBay 6.1 60.2 Microsoft 3.7 94.4 EA-Electronic Arts Online 3.5 8.7 Apple 2.8 45.0 YouTube 2.1 48.2 出展:Nielsen//NetRatings(2007年7月)

 調査から,Webサイトのカテゴリによって,視聴総時間とページ・ビューの比率が異なることがわかった。例えば,検索サービスの「Google Search」と「Yahoo! Search」を比べた場合,視聴総時間の比率は3.3対1,ページ・ビューの比率は3.1対1と,ほぼ同じである。しかし,SNSサービスの「MySpace」とビデオ投稿/共有サイトの「YouTube」を比較すると,視聴総時間の比率は3.6対1,ページ・ビューの比率は10.4対1となり,ビデオを視聴するYouTube利用者のほうが1ページ当たりの滞在時間が長いことがわかる。

 「ページがより頻繁にリロードされるMySpaceのほうが多くの広告を配信できるが,視聴総時間の比率も,各サイトが視聴者をどれくらい引きつけているか比較する重要な材料だ」(同社)。

 同社は,AJAXといったRIA(Rich Internet Application)の普及を受けて調査項目を見直した。AJAXは,ページをリロードすることなくコンテンツを更新できるため,従来のページ・ビューだけでは正確かつ公平な結果が期待できない。同社NetViewサービス,Product Marketing担当ディレクタのScott Ross氏は,「Web 2.0の世界が広がりつつある現在,RIAやストリーミングを行うWebサイトや,オンライン・ゲームの利用を把握するには,視聴総時間を測る必要がある」と説明している。

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