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 米McLaughlin Consulting Group(MCG)は米国時間8月29日,液晶ディスプレイ(LCD)市場についての調査結果を発表した。それによると,ノート型端末,モニター,テレビなどの液晶ディスプレイに搭載される発光ダイオード(LED)バックライトの売上高が2011年までに10億ドルに達する可能性があるという。

 レポートによれば,広色域CCFL(冷陰極蛍光ランプ)をバックライトに使用した液晶ディスプレイが,収益を生む最低レベルの価格で販売されると想定した場合,エリア式RGB-LEDのバックライトは46インチ型液晶TV市場において2012年に50%以上のシェアを獲得するという。同じ条件で,データ表示とビデオ表示を目的としたノート型端末の市場ではエッジリット式のRGB LEDバックライトが2011年にシェアの50%以上を獲得し,データ用途のみのノート型端末市場では2012年に白色エッジリット式のLEDバックライトのシェアが50%を超えるとMCGは予想している。

 レポートでは,LEDがディスプレイにもたらす機能と価格について消費者が敏感になっていると指摘している。ディスプレイ業界が,LEDバックライトを搭載する液晶ディスプレイの価格を,MCGが推奨する価格プレミアムよりも高く設定した場合,LEDの普及が最大5年遅れる可能性があるという。消費者に提案される価値がCCFLよりも高ければ高いほど,LEDを組み込んだテレビ,モニター,ノート型端末への切り替えが早くなるとしている。

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