PR

 米IDCは米国時間10月24日に,2007年第3四半期における世界のパソコン向けプロセサ市場に関する調査結果を発表した。当期における世界出荷数は過去最高を記録し,前期比14.3%増加した。売上高は79億5000万ドルで,同14.8%成長した。

 ノート・パソコン向けの出荷数が26.6%増え,市場をけん引した。2007年後半のノート・パソコン需要が膨大であることを示している。デスクトップ・パソコン向けとPCサーバー向けも健闘し,それぞれ同7.7%と4.6%増加した。

 全体的な出荷数ベースのシェアは米Intelが76.3%を占め,米AMDの23.5%を圧倒的に上回った。しかし,Intelのシェアが0.4ポイントを縮小したのに対し,AMDは0.4ポイント拡大している。AMDのシェアをフォーム・ファクタ別でみると,ノート・パソコン向け(18.9%)は1.9ポイント上昇,PCサーバー向け(13.9%)は0.7ポイント拡大した。デスクトップ・パソコン向けはほとんど変化がなかった。

 IDCは当期の活況について,米Intelと米AMDの積極的な価格競争が要因とみる。新しいプラットフォームの価格引き下げが,新学期向けにパソコンを製造するOEMの早期需要を刺激した。しかし「最終的な需要を決定する消費者は,より安価なシステムを買うよりも,Windows Vista対応を一部考慮に入れて,より強力な構成のパソコンを望んでいる」(IDC半導体部門ディレクタのShane Rau氏)と指摘した。

 またIDCは,2007年第4四半期も引き続き需要が高いと予測している。

[発表資料へ]