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 米KPMGは米国時間12月19日,世界の半導体市場について米国半導体工業会(SIA:Semiconductor Industry Association)と共同で実施した調査結果を発表した。それによると,半導体企業の幹部は「2008年における売上高の伸び率は控えめで例年を下回る」と考えていることが明らかになった。

 調査は,世界のトップ100に入る半導体企業の上級幹部94名を対象に実施した。

 レポートによれば,これら幹部の99%は,2008年において売上高が増加すると予測。52%は伸び率として10%以上を見込んでいる。2006年の調査では,回答者の60%が2007年の売上高が10%以上伸びると予測しており,この割合は8ポイント低下した。

 99%の幹部が売上高の増加を見込んでいるが,収益性については,今後5年間の収益が「横ばい」とする回答が33%,「変化するため予測が難しい」が26%,「低下する」が15%で,「上昇する」と答えた幹部は27%にとどまった。しかし,53%は「今後5年間において2008年または2009年は最も収益性が高くなる」と考えていることも分かった。

 研究開発費については,回答者の75%が「2008年の研究開発費を増額する」と回答。この割合は,2006年の調査で「2007年の研究開発費を増額する」とした85%から10ポイント低下している。また,増額の幅についても縮小傾向が見られる。「6%以上の増額を予定」とする回答者の割合は2006年調査では62%だったが,今回の調査では49%にとどまっている。

 設備投資額については,2008年に増額を予定する回答者は57%にとどまり,2006年調査で2007年の増額を予定していた72%から15ポイント低下。36%の回答者が6%以上の増額を予定しているが,この割合も2006年調査の53%から17ポイント縮小している。

 このほかにも,回答者は新興市場における競争や,企業買収の増加などを予測している。

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