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 米Gartnerは米国時間1月8日,アウトソーシングの世界市場に関する調査結果を発表した。それによると,同市場は2008年に前年比8.1%成長と堅調に拡大し続ける見込み。

 しかし,不明確なアウトソーシング戦略や事業目標との不一致などが要因となり,企業はアウトソーシングによるコスト削減などの成果を実現できていないとGartnerは指摘する。

 アウトソーシング市場をけん引しているのはインドのアウトソーシング請負企業で,米国市場で年間約40%,欧州市場で年間約60%の成長をみせている。

 ただし,アウトソーシング市場全体でインドが占めるシェアは2008年にやや縮小する見通しだ。需要増にともないインド国内での人材確保が困難になっていることや,他国のサービス提供企業の参入による競争激化,ユーザー企業がリスク軽減を狙って複数の国にサービス・センターを分散することなどが理由として挙げられる。

 また,2008年のアウトソーシング市場では,どこからでも手頃な価格でソフトウエアにアクセスできるユーティリティ型ビジネス・モデルが普及するとGartnerはみる。とりわけSoftware as a Service(SaaS)の浸透が顕著で,米Microsoft,ドイツのSAP,米Google,米Amazonなどの大手企業がSaaS製品を相次いで発表している。

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