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 米DisplaySearchは米国時間2008年3月10日,液晶ディスプレイ(LCD)の世界市場に関する調査結果を発表した。それによると,2007年第3四半期におけるOEM向けLCD製造(LCDアウトソーシング)の割合は,コンピュータ・モニターで総供給量の80%,テレビで同23%だった。いずれも2005年から増加傾向にある。

 2008年もLCDアウトソーシングは拡大し,特にテレビでのアウトソーシング割合は35%に拡大するとDisplaySearchは見る。

 同社のモニター/TV研究のディレクタであるDeborah Yang氏は「フラット・パネル型テレビは需要増に伴う価格低下によって,テレビ・メーカーの利益が縮小した。そのためテレビ・メーカーは,アウトソーシングを増やすことで,製造過程のコスト削減を推し進めている」と説明している。しかしLCDサプライ・チェーン関連企業の間では,果たしてこれによって利益を拡大できるかどうか懸念が広がっているという。

 そのほか今回の調査により,台湾企業へのLCDアウトソーシングが増加していることが分かった。また,LCDテレビの普及による価格低下の対策として,メーカーは地元のLCDサプライ・チェーンを合理化するべきだと,DisplaySearchはアドバイスしている。

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