PR

 米comScoreが米国時間2008年3月31日に発表した携帯電話利用に関する調査結果によると,米国の消費者は携帯電話事業者の選択に際し,料金をより重視するようになっている。モバイル・インターネットの利用者が急速に拡大していることもわかった。

 携帯電話事業者を選ぶ場合の主な判断材料としては,「サービス地域の広さ」(22%)が最も多く,僅差で「料金の安さ」(19%)が続いた。2006年の調査では「サービス地域」(27%)が「料金」(14%)の約2倍だった。

 comScoreは,事業者の選択肢が広がったことで,料金がより重要性を増していると分析する。オフピーク時の割引通話,同じサービス加入者同士の無料通話,未使用分の繰り越しなどの料金プランも重要な選択基準になっている。

 携帯電話からのインターネット・アクセスについては,56%が毎日利用し,そのうち36%は1日あたり2回以上アクセスしている。携帯でのインターネット接続に不満があると回答した利用者は10%に過ぎず,接続の遅さがその主な理由だった。

 comScore通信業界担当上級副社長のSerge Matta氏は「携帯電話は単なる通信手段から,多機能かつ娯楽向けデバイスへと急速に変化しており,携帯電話事業者,広告主,関連機器メーカーには今後,非常に大きなビジネス・チャンスがある」と述べている。

米国携帯電話ユーザーの事業者選択の主な理由

                                    2006年10月        2008年2月
    サービス地域の広さ                 27 %             22 %
    料金の安さ                         14 %             19 %
    家族/友人と同じ事業者             13 %             17 %
    サービスプランの内容                9 %             12 %
    プロモーション                      8 %              9 %
    通話料金                            9 %              7 %
    特定の携帯電話機種                  4 %              3 %
    その他                             16 %             11 %


米国携帯電話ユーザーのインターネット利用状況

                                    2006年10月        2008年2月
    1日2回以上                         18 %             36 %
    1日1回                             17 %             20 %
    1週間に数回                        27 %             22 %
    1週間に1回                          8 %              7 %
    1週間に1回未満                     30 %             15 %

出典:comScore Wireless Report

発表資料へ