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 米Dow JonesのVentureSourceが米国時間2008年4月2日に発表したベンチャー投資に関する調査結果によると,2008年第1四半期中に米国のベンチャー・キャピタル(VC)がM&A(企業合併/買収)およびIPO(新規株式公開)関連で投じた合計額は82億ドルで,四半期別の数字としては2005年第4四半期以来最も低かった。

 当期中に成立したM&A案件は80件,取引総額は78億ドルで,前年同期の105件,総額102億ドルから大幅に減少した。VCが支援する企業のIPOは6件で資金調達総額は3億9200万ドルにとどまり,前年同期の13件,12億ドルから67%の大幅減となった。

 業界別では,IT関連企業のM&Aは59件,取引総額は61億ドルで,前年同期の79件,64億ドルからは5%減少した。そのうちソフトウエア関連企業は29件,総額23億ドルだった。当期中最大の買収案件は米Dellによる米EqualLogic買収の14億ドル,次いで米Sun Microsystemsによる米MySQLの買収の10億ドルだった。

 Dow Jones VentureSourceのグローバル・リサーチ・ティレクタであるJessica Canning氏は「景気の先行き不透明感から当期中は株式公開を見合わせた企業があることに加え,平均買収価額も低下傾向にある」と指摘している。

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