PR

 全米小売業協会(NRF)のオンライン部門であるShop.orgは米国時間2008年4月8日,米国オンライン小売市場に関する年次調査の結果を発表した。それによると,2008年における同市場の売上高は前年比17%増の2040億ドルに達するという。調査は,125社の小売業者を対象に米Forrester Researchの協力を得て実施したもの。

 売上高をカテゴリ別に見ると,旅行関連を除くトップ3は,「アパレル」(売上高266億ドル),「コンピュータ」(同239億ドル),「自動車」(同193億ドル)になるという。

 オンライン小売業者の53%は,マーケティング予算をオンライン顧客の獲得に割り当てており,21%をオンライン顧客の保持に当てている。小売業者は新規顧客にアピールする手段として,検索エンジンを使ったマーケティングが最も効果的だと考えている。対象となった小売業者の90%は検索連動型広告を利用しており,2008年には79%がさらにこの広告手法に力を入れるとしている。顧客をオンライン・ショップに引き寄せるオフラインの広告活動としては,テレビや新聞広告よりも,カタログおよびダイレクト・メールを重要視している。

 回答者の85%は,送料についてこれまでに条件付きで無料にするなどのプロモーションを導入した経験があると回答。しかし,2008年にこのタイプのプロモーションにさらに力を入れるとする回答は35%にとどまった。一方で,新規顧客の獲得を目的としたソーシャル・ネットワーク広告やウィジェットなど,ソーシャル・コンピューティング技術に対する関心が高まっているという。

発表資料へ