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 米国半導体工業会(SIA)は米国時間2008年6月2日,世界半導体市場についての調査結果を発表した。それによると,2008年4月の全世界での半導体の売上高は,前年同月の201億ドルを5.9%上回る212億ドルだった。前月(212億ドル)からはほぼ横ばいで推移した。2008年1月~4月の売上高は,前年同期の795億ドルを4.3%上回る829億ドルとなった。

 エネルギー価格高騰の問題が消費者を直撃しているにもかかわらず,2008年4月の全世界での半導体売上高は5.9%増という健全な成長を示した。SIAプレジデントのGeorge Scalise氏は,半導体市場をけん引する二大要素であるパソコンとモバイル機器の販売が米国以外で拡大していることが原因とみる。「今年,パソコンの販売台数は前年比約10%,モバイル機器の販売台数は同12%,それぞれ増加すると見込む」(同氏)。

 メモリー市場に目を向けると,「DRAMとNANDフラッシュ製品の販売数は前年同月と比べ大幅に増加したが,メモリー価格の下落のため,メモリー製品の総売上高は同14%減少した」(Scalise氏)。値崩れがなければ,メモリー市場は約12%の成長を達成していただろう,とSIAは分析する。

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