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 調査会社の米Gartnerは米国時間2008年7月2日,クラウド型電子メール・サービスについて調査した結果を発表した。それによると,クラウド型の商用メールボックスを利用する企業は2007年には1%にすぎなかったが,2012年には20%にまで拡大すると予測。この増加は,価格低下や新しいベンダーの参入によって後押しされるという。

 Gartnerは,クラウド型メール・サービスの導入は小企業から始まって中堅企業に広がり,2012年までに5万シート以上の大企業でも利用されるようになると予測している。同社の調査担当副社長のMatthew Cain氏によれば,2007年に米Google,米Yahoo!,米Dell,米Microsoftといった企業がクラウド・コンピューティングに大規模な投資をしており,企業向け電子メールのクラウド型配信モデルが急成長する環境が整ってきたという。

 クラウド・コンピューティング市場は最近まで小規模サプライヤが大部分を占めていたが,急速に大規模なIT企業が競争を展開する市場に変化している。Google,Microsoft,Yahoo!といったベンダーは,数百万人の消費者向けにサービスを提供するメール・プラットフォームを所有しており,この技術を活用して企業向けサービスを提供することが課題となっているという。

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