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 米NPD Groupは米国時間2008年8月19日,米国携帯電話市場についての調査結果を発表した。それによると,同年第2四半期の携帯電話販売台数は2800万台で,前年同期と比べ13%減少した。総売上高は約24億ドルで,前年同期から2%の減収となった。

 販売台数トップは,市場シェア21%を獲得した米Motorola。しかし同社の市場シェアは前期比で6ポイント,前年同期比で11ポイント縮小した。2位の韓国Samsung(市場シェア20%),3位のLG Electronics(同20%),4位のフィンランドNokia(同9%),5位のカナダRIM(同7%)はいずれもシェアを拡大した。

 NPD Group業界分析ディレクタのRoss Rubin氏によると,「今期の販売台数は2005年に調査を開始して以来,最低の水準だ。それでも,ほとんどの大手メーカーは,Motorolaが失った市場シェアをすくい上げている」という。

 今期は多機能機種が人気を集めた。なかでも,パソコンと同じQWERTY配列のキーボードを採用した機種の割合は,販売台数ベースで前年同期の12%から16ポイント増えて28%に拡大した。スマートフォンの販売台数は全体の19%で,前年同期から9ポイント伸びた。また,Bluetooth対応機種の割合は前年同期比12ポイント増の81%,音楽再生機能を搭載した機種の割合は同20ポイント増の65%となった。

 平均販売価格は,84ドルで前年同期と比べ14%上昇したが,LG,Motorola,Nokia,RIMなどの価格引き下げにより,前期比では約4%低下した。