PR
調査内容 IT予算の執行率
調査時期 2008年9月中旬
調査対象 ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者
有効回答 3158件(1196件)
( )内は情報システム担当者の有効回答数


 日経マーケット・アクセスがITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に2008年9月に実施した調査で,2008年第3四半期(7月~9月)の企業・組織の「IT予算執行率INDEX(平均の予算執行率)」は予算消化率が95.2%。平均4.8%の未達(未消化)だった。2008年6月調査で聞いた第2四半期(4月~6月)の予算消化率は96.3%だったので,約1ポイント低下したことになる。

 「回答者が担当・関与している情報システムの範囲を総合的に見たシステム投資の執行実績」の回答の内訳を見ると,「予算超過」側の合計は8.0%(第2四半期は9.2%),「予算未達」側の合計比率は18.6%(同16.0%)。「ほぼ予算通り執行」が2ポイント減少(第2四半期55.7%→第3四半期53.7%),「20%~50%の未達」が約2ポイント増加(同4.9%→6.6%)し,全体として小幅ながら「予算未達」側に振れた形だ。

 ちなみに,約2割を占める「予算は定めない」という回答を除いて100%となるよう計算した場合,「予算超過」側の合計は10.0%(第2四半期は11.4%),「予算未達」側の合計は23.2%(同19.8%)だった。

■調査概要
 日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に,2008年7月~9月四半期のシステム投資の執行額が予算に比べて超過または未達(未消化)になったかを聞いた。ここでの設問は,回答者が担当・関与している情報システムの範囲を総合的に見た超過/未達率である。
 本文と図中の「予算執行率INDEX」は,選択式回答の「50%超の未達」を-65%,「20%~50%の未達」を-35%,「10%~20%の未達」を-15%,「10%未満の未達~10%未満の超過(ほぼ予算通り執行)」を0%,「10%~20%の超過」を+15%,「20%~50%の超過」を+35%,「50%超の超過」を+65%に換算して加重平均した値。ほかに選択肢として「予算は定めない」を提示しているが,この「予算執行率INDEX」の計算では母数に含めていない(無回答扱い)。
 なお,予算がゼロにもかかわらず当四半期に支出が発生した場合は「50%超の超過」,「予算ゼロ,かつ執行ゼロ」の場合は「ほぼ予算通り執行」を選択するよう求めている。新規購入や開発中の案件がなく,当四半期のIT関連支出が継続運用費やリース料の支払い,減価償却費のみの場合も「ほぼ予算通り執行」を選択するよう求めた。
 調査実施時期は2008年9月中旬,調査全体の有効回答は3158件,「所属する企業・組織で自社の情報システムにかかわる業務(企画立案・設計・開発・運用・予算承認など)を担当している」とした実質的な有効回答は1196件。

図●最新四半期(2008年7月~9月)のIT予算の執行率(n=969)
図●最新四半期(2008年7月~9月)のIT予算の執行率(n=969)