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 米国家薬物取締政策局(ONDCP)は米国時間2008年10月7日,米国の子供たちによるオンライン・コンテンツ視聴の実態についてまとめた報告書を発表した。それによると,米国の12歳以下の子供やティーン(13~19歳)は,人気のあるWebサイト上で暴力的な振る舞いや薬物乱用の動画を目にしている。そのため,ONDCPは保護者に監視を強化するように呼びかけている。

 調査会社の米Nielsen Onlineが同年6月に実施した調査によれば,調査期間の1カ月において,2~11歳の子供の890万人以上がオンライン・ビデオを視聴したと推定される。ティーンの20人中1人が薬物関連のビデオを1本以上視聴しており,このうち3分の1以上(35%)が16歳未満だった。また,薬物関連のビデオの約40%は,薬物の摂取方法や陶酔状態を見せているという。

 一方,米Internet-Filter-Review.comが実施した別の調査によれば,初めてインターネット上でポルノを目にする平均的な年齢は11歳だった。15~17歳のティーンの8%は,これまでに何度かハードコア・ポルノを目にしたことがあるという。

 保護者は,オンライン上の幼児性愛者や性犯罪者の危険性は認識し始めているが,薬物やアルコールなどに関する危険なコンテンツと,これらが子供に与える影響についてあまり心配していない。そのため,「保護者はインターネットに接続して,子供がオンライン上でどのようなコンテンツにアクセスできるのかを実際に見てみる必要がある」とONDCPは注意を促している。