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 市場調査会社の米Gartnerは米国時間2008年11月3日,企業のSOA(サービス指向アーキテクチャ)導入状況に関する調査結果を発表した。それによると,初めてSOAを導入しようとしている企業が今年に入って激減していることが分かった。

 調査対象となった企業のうち,53%がすでにSOAを導入していた。12カ月以内にSOAを導入する計画のある企業は25%で,前年調査時の53%から半分以下に減った。SOA導入の計画がない企業は16%で,前年の6%と比べて大幅に増加した。SOAを採用しない理由としては,「SOAの活用に必要なスキルや専門知識を持つ人材が組織内にいない」「SOAを使うビジネス上の理由がない」という回答が多かった。

 また,SOAを補完するEDA(イベント駆動型アーキテクチャ)を導入している企業は20%,12カ月以内にEDA導入を計画している企業は20%だった。

 地域別に見ると,SOAが最も普及しているのは欧州で,ほとんどの企業がすでにSOAを導入している。また,将来の導入計画がない企業はごくわずかだった。北米では,普及率は高いものの,12カ月以内にSOAを導入しようとしている企業は少数で,SOAに関心のない企業がかなり多い。アジアにおけるSOA普及率は他の地域の半分以下で,大半の企業は12カ月以内のSOA導入を検討していない。