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 ディスプレイ市場の調査会社である米DisplaySearchは米国時間2008年11月11日,同年第3四半期における北米テレビ出荷台数に関する調査結果を発表した。当期の総出荷台数は1000万台を超え,前期から6%増,前年同期から12%増加した。液晶テレビは前年同期比21%増加し,プラズマ・テレビも同20%増加した。一方で,背面投射型テレビは同50%減少した。

 目立った動きは,フラット・パネル・テレビ(プラズマ・テレビと液晶テレビ)の伸びが減速したこと。これまで6四半期を通じて,前年同期比で最低でも41%増を記録しており,50%増を下回った四半期は1度だけだった。しかし,当期は同21%増にとどまった。

 液晶テレビは,前年同期比21%増の約800万台となり,前期からも6%増加した。引き続き32型モデルの人気が高く,前期比15%増の240万台となった。このサイズのモデルは,複数のメーカーが500ドル未満の製品を当期後半に投入している。

 一方,プラズマ・テレビは,前年同期比20%増の100万台超となった。この伸びの要因としては,1000ドル未満の42型HD(高精細)モデルの普及と,50型HDプラズマ・テレビの価格が1000ドルに近づいてきたことの2つが挙げられる。

 サイズ別では,すべてのテレビ・タイプにおいて40型未満のモデルが2期連続で前年同期を上回った。それまでは5期連続で前年を下回っていた。40型以上のモデルでは,増加率が過去2年間を通じて最低水準となった。

 メーカー別の台数シェアを見ると,フラット・パネル総合では前年比99%増を達成した韓国Samsungが1位(シェア19.4%)。2位はソニー(12.3%),3位はシャープ(9.0%),4位は米VIZIO(9.0%),5位は韓国LG Electronics(8.0%)と続いた。3位のシャープは出荷台数を前期比41%増やし,シェアを2ポイント以上伸ばした。

 液晶テレビでも,Samsungが前年比111%増の出荷台数で1位(シェア18.8%)となった。2位はソニー(13.9%),3位はシャープ(10.2%),4位は船井電機(8.5%),5位はVIZIO(8.4%)と続いた。

 プラズマ・テレビでは,パナソニックが出荷台数シェア39.0%を獲得して1位。2位はSamsung(24.0%),3位は前年比251%増の出荷台数を達成したVIZIO(13.4%)。以下,LG Electronics(11.2%),三洋電機(3.8%)と続いた。