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 調査会社の米eMarketerは米国時間2008年12月1日,今年の米国オンライン広告市場の売上高見通しを前年比11.3%増の236億ドルに下方修正した。2008年8月時点では同17.5%増の249億ドルと予測していたが,ディスプレイ広告の不振などを受けて,見通しを引き下げた。

 ディスプレイ広告は,主要広告主である垂直産業の多くが広告予算を削減し,大きな打撃を受けている。8月時点では,2008年のディスプレイ広告の成長率を16.9%と予測していたが,今回,これを3.9%まで大幅に下方修正した。

 有料検索広告の成長率は過去最低の21.4%で,2009年には14.9%になる見込み。ただし,オンライン広告全体の成長率をそれぞれはるかに上回る。同社上級アナリストのDavid Hallerman氏によると,現在,有料検索広告がオンライン広告市場全体に占める割合は約40%だが,2009年には50%近くまで拡大するという。

 2009年の米国オンライン広告市場の売上高は257億ドルで,成長率は8.9%にとどまる見込みである。