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 JTBがまとめた年末年始(12月23日―2009年1月3日)の旅行動向によると、同期間に海外旅行へ出発する人数は前年の同じ時期に比べ4.6%減の約58万人に落ち込む見通し。タイや中国本土など、アジアへ旅行する人数が減少する。国内旅行者数は同0.1%増の2932万人としている。

 海外旅行の平均費用は前年比5.2%増の22万9000円、国内旅行は同1.5%減の3万3700円で、年末年始の総旅行消費額は同1.2%減の1兆1209億円。平均旅行日数は3.7日と前年同期の3.9日に比べ短くなる。

 海外旅行をみると、年末年始にタイへ旅行する人数は前年に比べ35%減、中国本土への旅行者数は同23.1%減となっている。円高を背景に韓国への旅行者数は同24.7%増となるほか、香港は同8.6%増、台湾は7.6%増との予想だが、タイや中国の減少を補いきれないとみられる。このほかハワイは同8.9%減、グアム・サイパンは横ばい。北米は同9.5%減、欧州は同4.9%減とする。

 国内旅行については、帰省や恒例の行事として出発する人が多く、JTBでは景気に左右される傾向はみられないとしている。JTBが11月上旬に行ったアンケートでは、旅行に乗用車を利用するという人の割合は58.6%で前年に比べ3.6ポイント低下したが、その後ガソリン価格の下落が続いているため、乗用車の利用増が見込まれるという。

 これらの旅行動向は、JTBや航空会社の予約状況、業界動向に加え、11月5―17日に全国1200人を対象に行ったアンケート調査の結果から推計した。

■関連情報
・JTBのWebサイト http://www.jtb.co.jp/