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 三井物産戦略研究所は12月5日、食に対する主婦の意識調査の結果を発表した。それによると、多少高額でも安心して食べられる食品を購入したいと考える主婦は28.0%で、「どちらかといえばそう思う」という回答者(60.0%)も含めると、9割近くが、高くても安全な食品を望んでいることが分かった。

 自身が購入している食品に対して不安を感じたことがある主婦は、どちらかといえば感じたことがあるという人を合わせると83.6%。生産者や製造者、販売者が安全の指標となる情報をもっと提供してほしいとする主婦は94.5%にのぼった。

 しかし、生産・加工・流通を通じて食品の移動を把握するシステム「食品トレーサビリティ」について詳しく知っている主婦はわずか2.9%で、漠然と知っている人や言葉だけ知っている人を合わせても33.9%のみだった。前回調査の29.7%から増えているものの、依然として66.1%が「初めて聞いた」と答えている。

 食品トレーサビリティについて説明した上で、導入するべきと考える食品カテゴリーを尋ねたところ、「牛肉・豚肉・鶏肉」が73.5%で最も多かった。次いで「生鮮野菜・果物」(60.1%)、「挽肉・肉加工品」(52.0%)、「冷凍食品」(41.1%)、「生鮮魚介・海草」(32.8%)が挙げられた。冷凍食品は前回調査時では上位5項目に入っていなかったが、昨今の食品事故の影響で関心が一気に高まった。

 食品トレーサビリティ情報を見たことがある人に、情報を確認する理由を聞いたところ、「生産国の確認」(67.7%)が最も多く、ついで「生産日・製造日の確認」(44.1%)、「生産地・製造場所の確認」(43.2%)、「賞味・消費期限の確認」(39.8%)が続いた。「なんとなく不安だから」(37.9%)、「農薬や添加物に関して知りたいから」(37.8%)という意見もあった。

■関連情報
・三井物産戦略研究所のWebサイト http://mitsui.mgssi.com/