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読者が選んだ2009年のキーワード

Windows 7の注目度が急上昇,iPhoneは大幅にランクダウン


 ITpro読者が選んだ「2009年に注目したいITキーワード」の第1位は,米MicrosoftのVista後継OSであり,公開ベータ版の配布が2009年1月9日に始まったばかりのWindows 7だった(関連記事)。その一方で,「2008年に注目したキーワード」で第1位を獲得した米Appleの携帯電話iPhoneは,「2009年に注目したいITキーワード」では一気に第49位に後退した。

 今回の「記者のつぶやき調査編」は,ちょっと遅めの新年企画として「読者が選ぶ 2009年注目のITキーワード」をお届けする。調査は2008年12月第3週,第4週の2週間にわたって実施し,2043人から回答を得た。調査では「マネジメント/情報システム」「プラットフォーム」「ソフト開発」「セキュリティ」「ネットワーク/モバイル」といった分野の計120のキーワードから,「2009年に注目したいITキーワード」「2008年に注目したITキーワード」をそれぞれ複数選択していただいた。

目新しいキーワードに混じってIPv6が3位にランクイン

 冒頭で紹介したように,「2009年に注目したいITキーワード(以下,2009年ITキーワード)」の第1位はWindows 7で,有効回答の6割に迫る1215票を獲得した(表1)。

 Windows 7は,Microsoftの次期主力デスクトップOSである。製品版が2009年中に出荷されるかどうかは微妙だが,前評判が高いこともあって,ITpro読者の多くが2009年ITキーワードに選択した(関連記事)。ちなみに「2008年に注目したITキーワード(以下,2008年ITキーワード)」での得票数は221票に過ぎず,67位にとどまっている。

表1●2009年に注目したいITキーワード
表1●2009年に注目したいITキーワード(有効回答数=2043)
(有効回答数=2043)
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表2●2008年に注目したITキーワード
表2●2008年に注目したITキーワード(有効回答数=2043)
(有効回答数=2043)
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 2009年ITキーワードの2位となったクラウド・コンピューティングは,アプリケーションやストレージ,プロセッサなどの機能をネット経由で提供するコンセプト,またはその仕組みである。2008年ITキーワードの得票数は685票で10位だったが,2009年ITキーワードでは有効回答の半数近い1005票を獲得し,2位にランクアップした。その一方で,ソフトウエアの機能をネット経由で提供するSaaS(Software as a Service)は,クラウド・コンピューティングに包含されることもあって,2008年の5位(818票)から2009年は15位(467票)に順位を落としている。

 Windows 7やクラウド・コンピューティングは,2008年に登場したばかりの新しいキーワードである。これに対して,ITproの読者がIPv6という言葉を初めて耳にしたのは,おそらく何年も前のことだろう。それが,2009年ITキーワードでは819票を獲得して3位にランクインした。2008年ITキーワードの26位(442票)から,大幅なランクアップである。

 本格的な普及に向けて足踏みを続けていたIPv6だが,IPv4のアドレス枯渇問題が具体的に語られるようになったことで,ようやくスポットライトを浴びようとしている(関連記事)。IPv4アドレス枯渇問題が2009年ITキーワードの10位(509票)になったことと併せて,ITpro読者のこの問題への関心の高さがうかがえる。

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