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調査内容 IT予算の執行率
調査時期 2008年12月中旬
調査対象 ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者
有効回答 3229件(1207件)
( )内は情報システム担当者の有効回答数


 日経マーケット・アクセスがITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に2008年12月に実施した調査で,2008年第4四半期(10月~12月)のIT予算の平均執行(消化)率は94.0%。6.0%の未達(未消化)だった。2008年9月調査で聞いた第3四半期(7月~9月)の予算消化率は95.2%,2008年6月調査の第2四半期(4月~6月)は96.3%だったので,前期比では1.2ポイント,前々期比では2.3ポイント低下したことになる。

 回答の内訳を見ると,「予算超過」側の合計は8.8%(第3四半期は8.0%,第2四半期は9.2%)で前期より微増。「予算未達」側の合計比率が20.6%(同18.6%,16.0%)に上昇した。「ほぼ予算通り執行」が4ポイント減少して50%を割り込み(第2四半期は55.7%,第3四半期は53.7%),「50%超の未達」が6.2%へ約2ポイント増加(第2四半期は4.7%,第3四半期は4.4%)している。

 約2割を占めている「予算は定めない」という回答(第2四半期は19.2%,第3四半期は19.6%,今回の第4四半期は20.8%)を除いて100%となるよう計算した場合,「予算超過」側の合計は11.1%(第3四半期は10.0%,第2四半期は11.4%),「予算未達」側の合計は26.0%(同23.2%,同19.8%)となる。

■調査概要
 日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に,2008年10月~12月四半期のシステム投資の執行額が,予算に比べて超過または未達(未消化)になったかを聞いた。回答者が担当・関与している情報システムの範囲を総合的に見た場合の超過/未達率を,択一式の設問で聞いている。
 図中の「予算執行率INDEX」は,選択式回答の「50%超の未達」を-65%,「20%~50%の未達」を-35%,「10%~20%の未達」を-15%,「10%未満の未達~10%未満の超過(ほぼ予算通り執行)」を0%,「10%~20%の超過」を+15%,「20%~50%の超過」を+35%,「50%超の超過」を+65%に換算して加重平均した値。ほかに選択肢として「予算は定めない」を提示しているが,「予算執行率INDEX」の計算では母数に含めていない(無回答扱い)。
 なお,予算がゼロにもかかわらず当四半期に支出が発生した場合は「50%超の超過」,「予算ゼロかつ執行(支出)ゼロ」の場合は「ほぼ予算通り執行」を選択するよう求めている。新規購入や開発中の案件がなく,当四半期のIT関連支出が継続運用費やリース料の支払い,減価償却費のみの場合も「ほぼ予算通り執行」を選択するよう求めた。
 調査実施時期は2008年12月中旬,調査全体の有効回答は3229件,「所属する企業・組織で自社の情報システムにかかわる業務(企画立案・設計・開発・運用・予算承認など)を担当している」とした実質的な有効回答は1207件。

図1●最新四半期(2008年10月~12月)のIT予算の執行率(n=996)
図1●最新四半期(2008年10月~12月)のIT予算の執行率(n=996)