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 調査会社の米Evans Dataは米国時間2009年1月12日,世界の開発者による新技術の利用状況に関する調査結果を発表した。それによると,51.9%の開発者が12カ月以内にSaaS型アプリケーションを利用する予定であることが分かった。

 地域別に見ると,SaaSの利用計画を立てている開発者が最も多いのはアジア太平洋地域だが,現時点で普及率が一番高いのは北米で30%の開発者が利用している。EMEA(欧州,中東,アフリカ)地域では普及率はそれほど高くないが,53%が利用を検討している。これについて,Evans Dataの社長兼CEOのJohn Andrews氏は,「従来型ビジネス・アプリケーションを置き換えるSaaSというコンセプトの成功が改めて確認された」と説明する。

 これに比べ,クラウド・コンピューティングはSaaSほど普及しておらず,クラウド・サービスを利用している開発者は10%に満たない。ただし,全体の約25%,アジア太平洋地域の半数近くの開発者が将来の利用を計画している。すべての地域で,クラウド・コンピューティング利用の最大の阻害要因となっているのは,セキュリティに対する懸念である。

 北米では,37%の開発者が何らかの仮想化技術を利用している。また,EMEA地域では,ほとんどの開発者がVMwareまたはMicrosoftのツールを使って仮想化を行っている。

 この調査は2008年秋,世界の開発者約1300人を対象に実施された。