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調査内容 2009年第1四半期のIT予算額(予測)
調査時期 2008年12月中旬
調査対象 ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者
有効回答 3229件(1207件)
( )内は情報システム担当者の有効回答数


 日経マーケット・アクセスが行った企業情報システム担当者調査で,回答者が執行・承認権限を持つ2009年第1四半期(2009年1月~3月)のIT予算規模の予測を聞いたところ,「平均の予算額(四半期予算平均額INDEX)」(算出方法は下の「調査概要」参照)は約2540万円。2月3日付け記事で報告した前期2008年第4四半期の約2650万円を約4%,1年前の2008年第1四半期(2008年1月~3月期)の約3970万円に対しては約36%も下回った。

 回答の内訳を見ると2009年第1四半期は,「予算ゼロ」が23.6%。前期2008年第4四半期の23.0%を上回り,調査開始以来の最大値である。

「部門,事業所,ワークグループのシステム予算ゼロ」の比率が2008年第4四半期より拡大

 図示していないが,2009年第1四半期についての「全社システムの予算に執行・承認権限を持つ」回答者(n=286)の平均値は約3150万円で,前期2008年第4四半期の約3400万円からさらに低下。1年前の2008年第1四半期(約4670万円)に対しては約33%減だ。一方,「全社以外(部門,事業所,ワークグループ)のシステムの予算」に執行・承認権限を持つ回答者(n=201)の平均額は約1680万円で,前期2008年第4四半期の約1600万円と比較すると約5%上昇。ただし2008年第1四半期(約2730万円)に対しては約38%減と,全社システム予算より約5ポイント大きく減少している。

 「本四半期は予算ゼロ」とした回答の比率を見ると,「全社システム予算」の執行・承認権限者では24.1%で,前期2008年第4四半期の24.6%から微減。逆に「全社以外のシステム予算」の執行・承認権限者では22.9%で,前期2008年第4四半期の20.8%から小幅だが比率が増えた。

■調査概要
 日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者のうち,何らかの予算執行・承認権限を持つ人を対象に,執行・承認の権限を持つシステム予算(四半期分)の総計を聞いた。
 新規購入や開発中の案件がなく、四半期のIT関連支出が継続運用費やリース料の支払い、減価償却費のみの場合、それらの本四半期分の総計額が属する範囲を選ぶよう求めた。外注の開発・運用要員の人件費は含めるが、自社内の開発・運用要員の人件費は含めない。
 本文中の「平均の予算額(四半期予算平均額INDEX)」は,選択式(最も近いものを1つ選ぶよう求めた)回答の,「本四半期はゼロ」を0,「100万円未満」を50万円,「100万円以上300万円未満」を200万円,「300万円以上1000万円未満」を650万円,「1000万円以上3000万円未満」を2000万円,「3000万円以上5000万円未満」を4000万円,「5000万円以上1億円未満」を7500万円,「1億円以上3億円未満」を2億円,「3億円以上」を4億円に換算して平均した。
 なお,初回の2006年9月調査(2006年7月~9月期)は,調査の対象が「全社情報システムの担当者」のみで,選択肢の上限が「3000万円以上」だった。
 調査実施時期は2008年12月中旬,調査全体の有効回答は3229件,「所属する企業・組織で自社の情報システムにかかわる業務(企画立案・設計・開発・運用・予算承認など)を担当している」とした実質的な有効回答は1207件。

図●次の四半期(2009年1月~3月)のIT投資予算額(回答者が予算執行・承認権限を持つ範囲の総額,n=487)
図●次の四半期(2009年1月~3月)のIT投資予算額(回答者が予算執行・承認権限を持つ範囲の総額,n=487)