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 米Click Forensicsは米国時間2009年1月28日,クリック課金型(PPC)広告の詐欺発生率に関する調査結果を発表した。それによると,2008年第4四半期のクリック詐欺発生率は17.1%で,前期から1.1ポイント,前年同期から0.5ポイント増加した。「Google AdSense」や「Yahoo! Publisher Network」を含む検索広告ネットワークに限定した場合の発生率は28.2%で,前期から1.1ポイント増加,前年同期比では0.1ポイントの微減。

 ボットネットからのトラフィックがクリック詐欺全体に占める割合は31.4%で,前期から3.8ポイント,前年同期から9.4ポイント拡大した。クリック詐欺の拠点を見ると,米国以外ではカナダ(7.4%),ドイツ(3%),中国(2.3%)が多かった。

  Click Forensics社長のTom Cuthbert氏は,「景気が低迷するなか,オンライン広告業界も拡大するサイバー犯罪の標的になっているようだ。広告主はオンラインに広告を掲載する際,クリック詐欺などの脅威に細心の注意を払うべき」と述べている。

 米メディア(InfoWorld)によると,米GoogleはClick Forensicsの調査結果の妥当性に疑問を呈している。Google広報担当者は,Googleが詐欺だと判断して広告主に課金していないクリックも,Click Forensicsの調査では依然としてカウントしていると指摘。また,「2002年のAdWords開始以来,当社が社内で実施している調査では,無効クリック率は常に10%以内に収まっている」と反論している。

■変更履歴
記事公開時,第1段落に「第4半期」とあったのは「第4四半期」の誤りです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2009/02/27 13:21]