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調査内容 2009年度のIT予算額(予測)
調査時期 2008年12月中旬
調査対象 ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者
有効回答 3229件(1207件)
( )内は情報システム担当者の有効回答数


 日経マーケット・アクセスが行った企業情報システム担当者調査で,回答者が執行・承認権限を持つ2009年度(2009年4月~2010年3月期)のIT予算規模を聞いたところ,「平均の予算額(予算平均額INDEX)」(算出方法は下の「調査概要」参照)は約4110万円となった。回答の内訳を見ると今期は,「2009年度は予算ゼロ」は20.4%,「100万円未満」が21.6%。ちなみに2月4日付け記事で報告した2009年第1四半期は「(四半期の)予算ゼロ」は23.6%,「100万円未満」が25.7%,2月3日付け記事で報告した2008年第4四半期は同23.0%,26.4%だった。これらの2四半期に比べると若干は回復基調と見られる。

 図示していないが,この2009年度予算についての設問で,「全社システムの予算に執行・承認権限を持つ」回答者(n=269)の平均値は約4960万円,「全社以外(部門,事業所,ワークグループ)のシステムの予算」に執行・承認権限を持つ回答者(n=181)の平均額は約2840万円。「本四半期は予算ゼロ」とした回答の比率を見ると,「全社システム予算」の執行・承認権限者では22.7%(2008年第4四半期は24.6%,2009年第1四半期は24.1%),「全社以外のシステム予算」の執行・承認権限者では17.1%(同20.8%,22.9%)。小差だが,全社システムよりも部門,事業所,ワークグループ単位の情報システム投資の方が,2009年度に入っての「予算ゼロからの脱出」で先行しそうだ。

■調査概要
 日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者のうち,何らかの予算執行・承認権限を持つ人を対象に,執行・承認の権限を持つシステム予算の総計を聞いた。
 新規購入や開発中の案件がなく、期間中のIT関連支出が継続運用費やリース料の支払い、減価償却費のみの場合、それらの総計額が属する範囲を選ぶよう求めた。外注の開発・運用要員の人件費は含めるが、自社内の開発・運用要員の人件費は含めない。
 本文中の「平均の予算額」は,選択式(最も近いものを1つ選ぶよう求めた)回答の,「当期(2009年度)はゼロ」を0,「100万円未満」を50万円,「100万円以上300万円未満」を200万円,「300万円以上1000万円未満」を650万円,「1000万円以上3000万円未満」を2000万円,「3000万円以上5000万円未満」を4000万円,「5000万円以上1億円未満」を7500万円,「1億円以上3億円未満」を2億円,「3億円以上」を4億円に換算して平均した。
 調査実施時期は2008年12月中旬,調査全体の有効回答は3229件,「所属する企業・組織で自社の情報システムにかかわる業務(企画立案・設計・開発・運用・予算承認など)を担当している」とした実質的な有効回答は1207件。

図●来年度(2009年4月~2010年3月)のIT投資予算額(回答者が予算執行・承認権限を持つ範囲の総額,n=450)
図●来年度(2009年4月~2010年3月)のIT投資予算額(回答者が予算執行・承認権限を持つ範囲の総額,n=450)