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 文部科学省の調査によると、携帯電話を持つ中学2年生の2割は1日に50件以上のメールを送受信しており、高校2年生では4割が携帯からインターネット上にプロフィール(プロフ)を公開しているが、保護者が子どものプロフ公開を把握している割合は約17%にとどまる。調査は2008年11―12月、全国から無作為に抽出した学校を通じて実施。小学6年生、中学2年生、高校2年生の合計1万448人と保護者9534人から回答を集めた。

 携帯電話の所有率は小学6年生で25%、中学2年生で約46%、高校2年生は約96%。利用方法をみると、通話については各年代とも「ほとんど使わない」「1日10分未満」が合計8割以上を占めた。一方メールは「1日10件以上」送受信するという割合が小学6年生で約25%、中学2年生と高校2年生では約6割だった。

 文科省はメール送受信件数と子どもの就寝時間の関係に注目している。中学2年生で午前0時以降まで眠らない子どもは、携帯電話を持っていない層で10%だが、1日30件未満メールをする層では13%、1日30件以上メールをする層では25%になる。

 また高校2年生は携帯電話からWebサイトを利用する時間が長くなり、4割弱が毎日1時間以上利用している。保護者の把握していないところでプロフやブログを開設したり書き込みをしたりする割合が多い。携帯でのネット利用時間が30分以上になる層では深夜0時以降まで眠らない割合が42%で、利用時間が30分未満の層の33%より多かった。

 なお、有害サイトやネットいじめの問題を学校で学習した割合は、小学6年生で53%、中学2年生で80%、高校2年生で78%。フィルタリングについては各年代とも「本当に有害サイトだけ見られなくなるなら必要」という意見が最も多かった。

■関連情報
・文部科学省のWebサイト http://www.mext.go.jp/