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 米IDCは米国時間2009年5月12日,パソコン向けマイクロプロセサの世界市場に関する調査結果を発表した。それによると,2009年第1四半期の売上高は前年同期比で25.1%減,前期比で11%減となった。2008年第4四半期の売上高は,前期比18%減だった。

 2009年第1四半期の出荷個数は前年同期比13%減で,前期からは10.9%減少した。通常の第4四半期から第1四半期にかけての下げ幅よりも若干大きいが,IDCは市場の縮小に歯止めがかかってきたと考えている。2008年第4四半期は,前期比17%減だった。

 主要ベンダーの出荷個数ベースの市場シェアは,1位の米Intelが77.3%で前期から4.7ポイント縮小した。2位の米AMDは22.3%で,前期から4.6ポイント拡大した。3位の台湾VIA Technologiesは,0.4%の市場シェアを獲得した。

 フォーム・ファクタ別にベンダーのシェアを見ると,ノート・パソコン向けではIntelが前期比4.7ポイント減の84.3%,AMDが同4.7ポイント増の15%。サーバーおよびワークステーション向けは,Intelが同1.2ポイント増の89.3%,AMDが同1.2ポイント減の10.7%。デスクトップ・パソコン向けは,Intelが同3.9ポイント減の70%,AMDが同3.8ポイント増の29.8%となった。

 Intelのネットブック向けAtomプロセサの出荷個数は,前期と比べ33%減少した。IDCによると,これはネットブックのOEM各社が2008年第4四半期に,新年に備えてAtomプロセサの在庫を大量に確保したことの反動。IDCの試算によれば,2009年第1四半期にネットブック向けの安価なAtomプロセサがIntelのノート・パソコン向けプロセサ全体に占めた割合は,出荷個数ベースでは21%,売上高ベースでは6.5%だった。

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