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 米Frost&Sullivanは英国時間2009年5月26日,欧州におけるWeb 2.0技術の利用状況などについて調査した結果を発表した。

 それによると,欧州の中堅・中小企業(SMB)は,昨今の不況に対応するためにWeb 2.0ソリューションを導入することで,生産性を維持しながらコスト低減を実現させる新しい方法を模索している。欧州では,2008年のWeb 2.0技術の市場は1億9000万ドル規模に達しており,この市場は2014年末までに8億6000万ドル規模に成長する可能性があるという。

 欧州のWeb 2.0市場では,Web 2.0ツールの導入について利点が認められている一方で,セキュリティや機密情報の漏えいなどに対する懸念が導入を抑制する要因となっている。また,新しいソリューションの受け入れについて,欧州は保守的な傾向があり,Web 2.0の導入率は米国よりも低い。

 Web 2.0ソリューションの導入を成功させる要素として,同社のアナリストは,セキュリティ・リスクや機密情報の漏えいを回避しながらソーシャル・メディアを利用するための明確で分かりやすいポリシーの設定のほか,オープン性とコラボレーションを促進する企業文化の育成,生産性と効率を向上させるためのWeb 2.0ツールの利用法に関する従業員の教育などを挙げている。

 また,Web 2.0ベンダーに対しては,ポリシー作成のサポートのほか,企業の既存の通信ツールへの統合,アラカルト式の多様なWeb 2.0技術の提供を勧めている。

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