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 米Gartnerが2009年11月16日に発表した世界半導体市場の調査結果によると,2009年の市場規模は2260億ドルとなり,前年から11.4%減にとどまる見通し。Gartnerは第2四半期の時点で同22.4%減,第3四半期の時点で同17%減と予測していたが,これを再び上方修正した(関連記事:2009年の半導体市場は22.4%減,Gartnerが予測をわずかに上方修正)。

 2010年の市場規模は13%増の2550億ドルとなり,2008年の水準にまで回復するとGartnerは予測する。同社リサーチ担当バイス・プレジデントのBryan Lewis氏によると,動きが著しいのはマイクロプロセサ ,メモリ-,ASSP(特定用途向け汎用LSI)の3分野。パソコンの販売増がこれらデバイスの回復をけん引する。

 パソコンの出荷台数予測は2009年始めに2桁減と落ち込んでいたが,これが増加へと転じている。これによりマイクロプロセサとDRAMが堅調に推移する。このほかASSPとメモリー,とりわけNAND型フラッシュ・メモリーが携帯電話端末の回復で恩恵を受けるとしている。

 ただし台湾でパソコンの受注状況が例年に比べ早いペースで鈍っていることが懸念材料という。2010年はやや遅いテンポでスタートするのではないかとGartnerはみている。

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