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 2009年1―9月のインターネット通販市場をみると、女性20歳代の利用者では、週3回以上ネット通販を使うヘビーユーザーの割合が8.9%に達し、男性20歳代(8.1%)を抜いた。日本通信販売協会(JADMA)が9月25―28日に調査を実施し、11月18日に結果をまとめた。30歳代、40歳代、50歳代でも女性ヘビーユーザーの割合は軒並み増加して5%を超えた。女性が家庭や仕事場でパソコンを利用する環境が増えていることが背景にあるとみられる。

 パソコンでネット通販を利用する頻度は全体で「月1―3回」が61.7%と圧倒的に多く、前年から大きな変化はない。しかし週3回以上使っているというヘビーユーザーは5.1%で、前年から1.5ポイント増えた。特に女性20歳代は前年の2倍強となった。一方で男性は20歳代をはじめ各年代で減少または横ばい。男性20歳代だけが突出していた前年の傾向と異なる結果となった。

 月平均の購入金額は「1万円未満」が68.5%で、前年に比べ4.7ポイント増加した。中でも女性20歳代では1万円未満との回答が79.3%だった。一方「3万円以上」購入する利用者は前年に続き男性40歳代が中心。

 購入商品は「本・雑誌・コミック」が50.7%でトップ。次いで「食料品/飲料(酒類を除く)」が38.7%だった。それぞれネット通販で購入する商品として固定化しつつあると、JADMAはみている。また「レディース ファッション・靴」が27.5%。女性は約半数が購入している。

 決済方法はクレジットカードが最も多く71.8%。カタログ通販などを含む通販全体でクレジット決済の利用割合は3割程度にとどまり、ネット通販との差が大きかった。ただカード情報の入力に不安を感じるネット通販の利用者は49.8%と半数近く、前年より5ポイント低下したものの、依然として高水準にある。

 ネット通販の利用者にほかの通販の利用経験を聞くと、カタログ通販が22.4%、テレビ通販は5.9%と併用率は低い。最近購入した商品について、そのきっかけを尋ねると、約6割が何らかのWebサイトを挙げ、カタログや知り合いからのクチコミは1割程度にとどまる。ネット通販の利用者は商品の認知から購入にいたるまでネット内で完結する傾向がある。

■関連情報
・日本通信販売協会のWebサイト http://www.jadma.org/