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 米PricewaterhouseCoopers(PwC)と米National Venture Capital Association(NVCA)は米国時間2010年1月22日、ベンチャ・キャピタル(VC)の動向を調査した結果を発表した。それによると、2009年のVCによる投資金額は前年比37%減の177億ドルで、1997年以来の低水準だった。投資案件は2795件で、同じく30%減少した。2年連続で、金額も案件数も減少した。

 2009年第4四半期のVC投資金額は50億ドルで投資案件は794件だった。2009年第3四半期の投資金額51億ドルを2%下回ったが、投資案件数は689件から15%増えた。

 2009年は、クリーン技術、生命科学、ソフトウエアなどを含むほぼすべての分野でVC投資が減少した。インターネット専門企業も例外ではなく、2009年の投資額は前年比39%減の29億ドル、投資案件数は同30%減の629件だった。しかし、第4四半期は投資額が前期比20%増の9億800万ドル、投資案件が同14%増の187件とそれぞれ拡大した。

 投資段階別の結果は、「Seed(立ち上げ)」「Early(初期)」「Expansion(拡大)」「Later(その後)」の4段階のうち、Seedが前年から2%増加したものの、それ以外はすべて減少した。初回資金調達の金額と件数は、1995年の調査開始以来最も低かった。しかし2009年第4四半期は、初回資金調達の投資金額が同第3四半期比51%増、投資案件数は同37%増となっており、2010年に向けて投資水準が上昇する兆しを見せ始めている。

[発表資料(PDF文書)]