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 米連邦通信委員会(FCC)が米国時間2010年2月23日に発表したブロードバンド普及状況に関する調査結果によると、米国民の約3分の1にあたる9300万人が自宅にブロードバンド接続を導入していないという。FCCは主な要因として、価格の問題やデジタル関連のスキル不足を指摘している。

 ブロードバンドを導入していない人の36%は価格面の理由を挙げた。「月額利用料が高い」(15%)、「パソコンを購入する余裕がない」(10%)、「長期サービス契約を結びたくない」(9%)などの意見が寄せられた。

 ブロードバンドを導入しない理由にスキルやセキュリティの問題を挙げる人は22%で、「デジタル関連のスキルが無い」(12%)、「不適切なコンテンツの露出や個人情報の漏洩といったリスクが心配」(10%)との回答があった。

 そのほか、「インターネットは時間の無駄」「興味を引くコンテンツが無い」「現在のダイヤルアップ接続で十分」などの意見も19%を占めた。

 FCCは調査結果から、非ブロードバンド・ユーザーを4グループに分類した。自宅にダイヤルアップ接続を導入しているか、自宅外でインターネットを利用し、ブロードバンドへの移行意思が高いグループ(30%)は、価格面でためらっている。ブロードバンドに関心はあるがパソコンを所有していなかったり、デジタルの知識を持っていないグループ(22%)は、価格に加え、リソースやスキル不足が障害となっている。リソースはそろっているがオンラインの有用性に明るい展望を抱いていないグループ(20%)と、インターネットを危険なものとして考えているグループ(28%)は、ブロードバンドを導入する妥当性を低く評価している。

[発表資料(PDF文書)]