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 米Forrester Researchは米国時間2010年3月8日、米国と西欧のオンライン小売販売市場に関する調査結果を発表した。両市場は今後5年間に2ケタの成長率で大幅に伸びる見通しだという。同社の予測によると、米国市場は年平均成長率(CAGR)10%で、西欧市場は同11%で拡大し、2014年にはそれぞれ約2490億ドル、1140億ユーロの規模に達する。

 この成長を最大限に高めるにはマルチチャネル戦略を展開し、オンラインとオフラインを気軽に行き来したいという消費者の要望に応えることが重要だ。また、モバイルやSNSサイトの利用が高まっている点にも対応する必要があると、同社は指摘する。

 商品購入の前にオンラインでリサーチを行う消費者が増えているにもかかわらず、販売事業者は十分なクロスメディア体験を提供できてない。米国では実店舗で買い物を開始して購入手続きまで完了した消費者の満足度が82%であるのに対し、購入前にオンラインで商品をリサーチして実店舗で購入した人の場合、満足度は61%に落ちる。

 米国消費者のオンライン商品リサーチはますます増加し、2014年には米国小売販売市場全体の売上高のうち、53%がオンライン小売販売の影響を受けたものになる。

 西欧は、オンライン・ショッピング・ユーザーが2009年の1億4100万人から2014年には1億9000万人に増加し、1人当たりの支出額は483ユーロから601ユーロに上昇する見込み。今後5年間に最もオンライン小売販売市場が成長する国は、英国(CAGRは10%)、ドイツ(同9%)、フランス(同13%)。

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