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 米comScoreは米国時間2010年6月25日、米国のモバイル地図サービス市場に関する調査結果を発表した。それによると、今年4月に13歳以上の米国モバイルユーザーの14%に相当する3350万人がモバイル地図サービスを利用しており、1年前と比べ44%増加した。特にスマートフォンユーザーによる利用が急増しているという。

 アクセス方法はブラウザ経由よりアプリケーション経由が増えている。2010年2~4月の3カ月間に携帯電話からアプリケーション経由でモバイル地図サービスにアクセスしたユーザーは、1カ月あたり平均1677万人で昨年より93%増加した。ブラウザ経由は平均1557万人で同32%増だった。

 スマートフォンユーザーは平均1274万人(前年比177%増)がアプリケーション経由でモバイル地図サービスにアクセスし、ブラウザ経由のアクセスは平均896万人(同93%増)だった。多機能携帯電話の場合、平均403万人(同2%減)がアプリケーション経由、平均661万人(同8%減)がブラウザ経由でモバイル地図サービスを利用した。

 スマートフォンユーザーのモバイル地図サービス利用率は、アプリケーション経由が26%、ブラウザ経由が19%。一方、多機能携帯電話ユーザーはそれぞれ2%、4%にとどまっている。

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