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 米NPD Groupは現地時間2010年7月13日、米Microsoftのオフィススイート最新版「Office 2010」の販売状況に関する調査結果を発表した。6月17日の一般向け販売の開始後、最初の2週間の売れ行きは売上高、本数ともに旧版「Office 2007」を下回った。Office 2007の成功が、Office 2010の障害になっていると同社は分析する。

 Office 2007は大幅なデザイン変更がユーザーの関心を引いた。当時の最新OS「Vista」とリリース時期が重なったこともあり、発売当初の販売が増加した。活発なプロモーションが展開され、アップグレードプログラムも成功した。3年半にわたる販売店売上高は15億ドルを超えている。

 これに対しOffice 2010のリリースは、高い割合のユーザーがOffice 2007にアップグレードした市場を相手にするという大きな課題に直面した。多くの新機能を備えているものの、それだけでは幅広く普及しているソフトウエアの買い替えをうながすのは困難である。パソコン市場が軟化する傾向にある時期に発売したことも影響した。

 しかしNPD Groupは、明るい材料としてプロダクト・キー・カード版Office 2010の販売を挙げる。ソフトウエアをダウンロードしてインストールするのに必要な製品キーだけを提供するもので、販売本数の約3分の1を占めたという。より多くのパソコンが同プロダクト・キー・カードを搭載するようになれば、販売店にとっても収入増の機会が高まる。

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