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図●携帯電話の利用満足度(通信事業者別)
利用満足度は、項目ごとに選択肢として「満足」(100点)、「やや満足」(50点)、「普通」(0点)、「やや不満」(-50点)、「不満」(-100点)、「わからない」(算定外)を尋ねた。それぞれの選択肢の回答数と点数の加重平均を満足度ポイントとした。満足度ポイントが高いほど、利用者の評価が高い。
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 日経BPコンサルティングは、個人が携帯電話をどのように使っているかに焦点を当てた「携帯電話“個人利用”実態調査2010」を2010年6月中旬に実施し、その結果をこのほどまとめた。この調査は2000年から実施しており、今回が16回目。全国の男女4400人から回答を得た。

 携帯電話の利用満足度を通信事業者別にみると、「総合満足度」はNTTドコモとKDDI(au)が17.7ポイントで首位に並んだ()。次いでソフトバンク(11.4ポイント)、ウィルコム(0.0ポイント)の順で、回答者全体の総合満足度は16.0ポイントだった。イー・モバイルはサンプル数が少なかったため、集計対象外とした。

 前回調査ではKDDI(au)が1位(19.2ポイント)で、NTTドコモは2位(16.7ポイント)だった。KDDI(au)の総合満足度は、2007年6月調査の34.9ポイントをピークに、3年連続で単独1位だったが、下げが止まらず、今回、NTTドコモに並ばれた。NTTドコモの総合満足度は、2008年6月調査の13.4ポイントから2009年6月調査で16.7ポイントに上昇し、今回さらに1ポイント伸びて17.7ポイントとなったもの。ちなみに今回、総合満足度のスコアを小数点以下第2位までみると、NTTドコモが17.73ポイント、KDDI(au)は17.72となっている。

 一方、ソフトバンクは2.3ポイント上がり、ウィルコムは10ポイント以上も下がった。NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの3社の総合満足度の差は、前回調査では10.1ポイントだったが、今回調査では6.3ポイントに縮まった。

 総合満足度以外に、「通話品質」、「通話圏外の少なさ(どこでも使える/どこでもつながる)」、「本体価格」、「基本料金・通話料金」、「パケット代」で各通信事業者を比較した。NTTドコモは「通話品質」と「通話圏外の少なさ」の2項目で1位で、KDDI(au)は「本体価格」、ウィルコムは「基本料金・通話料金」と「パケット代」で1位となった。ソフトバンクは1位の項目がなかった。

 本調査では、携帯電話の利用満足度や利用状況だけではなく、スマートフォン、データ通信カード、ケータイ動画の利用状況、メディアへの接触状況、携帯電話を介して行われる購買(いわゆる“携帯流通マネー”)にも焦点を当てている。


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