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ノートパソコン満足度

機能はパナソニック、デザインはソニーが高評価

 ここではノートパソコンの評価を「性能・機能」「操作性・使い勝手」「デザイン」「コストパフォーマンス」の4項目に細分化して分析する。調査では、機能や操作性について、具体的にどの部分に満足したのかを聞いた。その結果も含めて紹介しよう。

 性能・機能では、処理性能、ハードディスク容量、ディスプレイの画質、バッテリー駆動時間などパソコンの基本的な仕様に関する満足度を回答してもらった。1位はパナソニック。特にバッテリー駆動時間の評価が高い。同着2位のソニーと東芝はグラフィックス性能、液晶の品質、テレビ画質の評価が高かった。

図1●[ノート]性能・機能の満足度、操作性・使い勝手の満足度、デザインの満足度、コストパフォーマンスの満足度
図1●[ノート]性能・機能の満足度、操作性・使い勝手の満足度、デザインの満足度、コストパフォーマンスの満足度
3年以内にノートパソコンを購入した人を対象に、パソコンの「性能・機能」「操作性・使い勝手」「デザイン」「コストパフォーマンス」の各項目について満足度を聞いた。パナソニックは性能・機能と操作性でも高い評価となった。デザインはソニー、コストパフォーマンスでは日本エイサーやレノボ・ジャパンの評価が高かった(平均の数値は、グラフ中のメーカーの全ユーザーの平均を示している)。
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 操作性・使い勝手では、キーボード、端子の位置、本体サイズ、重量などに関する評価を聞いた。ここでもパナソニックが1位で、本体の軽さが評価を引き上げた。2位のソニーは電源などスイッチ類の位置、3位のレノボ・ジャパンはキーボードの操作性が高い支持を得た。

 デザインはソニーが1位。「高額でも買ってもいいと思わせるデザインはソニーだけ」(50代男性)など、デザイン性が購入に結びついている。2位の日本ヒューレット・パッカードは有名デザイナーが手掛けた製品を投入するなどの施策で高い評価を得た。

 コストパフォーマンスは、日本エイサー、レノボ・ジャパン、アスーステック・コンピューターが上位となった。Aspire one、ThinkPad X100e、Eee PCなど低価格のネットブックが、これらメーカーの平均価格を引き下げる一因となっている。