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 米IDCは米国時間2010年12月2日、IT業界の展望に関する調査分析を発表した。それによると、モバイルコンピューティングは2011年も引き続き爆発的な成長を見せ、スマートフォンやメディアタブレットなど、アプリケーションを使用可能な非PCモバイルデバイスの出荷台数が今後18カ月以内にパソコンを上回るという。モバイルアプリケーションのダウンロード本数は、2010年の約100億本から2011年には約250億本に急増する。

 同社は、クラウドコンピューティング環境を利用したサービス、モバイルコンピューティング、ソーシャルネットワーキングといった技術が、2011年に早期導入の段階から本格導入の前期段階に移ると見ている。

 さまざまな規模の企業がビジネスアプリケーションをクラウド環境に移行するため、2011年のパブリック・クラウド・サービス市場は前年と比べて30%成長する。中規模企業におけるクラウドサービス導入率は2011年末時点で33%を超える。

 また、ソーシャル機能を備えた企業向けソフトウエアの市場は、2014年末まで年平均成長率38%で拡大する。2011年末には、中小企業の40%以上が、マーケティングなどにソーシャルプラットフォームを利用するようになる。

 IDCの予測によると、2011年の世界IT支出は1兆6000億ドルで、前年比5.7%増加する見込み。純増支出の半分以上は、新興市場によってもたらされる。

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