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 「スマートフォンの普及に伴って消費者のデータ通信量は急増しつつある。通信事業者は自社ネットワークの状況を綿密に把握しサービス品質の向上に努めなければならない時代になってきた」――。そうした調査結果をモバイルネットワーク管理ソフトを手掛ける英Ariesoが現地時間2010年12月8日に明らかにした。

 同社によると、ここ最近登場したスマートフォンを持つユーザーは、iPhone 3Gのユーザーよりもデータ通信量が多い。iPhone 3Gが発売された2008年7月時点に比べ端末が高機能化しているためという。同社はiPhone 3Gを基準に、最新端末ユーザーのデータ通信量を比較している。それによると例えば韓国Samsung「Galaxy」のユーザーはアップロードデータ量がiPhone 3Gのユーザーに比べて約2.3倍多い。また台湾HTCの「Desire」の場合はダウンロードのデータ量が約4割多い。iPhoneの最新機種「iPhone 4」もダウンロードデータ量が約4割多く、ネットワーク接続時間は7割近く増えている。

 一方で、音声通話はどの端末でもほぼ同じ水準で推移しており、最新のスマートフォンではデータ通信を中心とした利用が主流になっていることが分かったという。AriesoのMichael Flanagan最高技術責任者(CTO)は米Dow Jones Newswiresのインタビューに応じ、「マルチタスク機能やHD(高精細)ビデオカメラなど、スマートフォンはかつてないほど高機能化している。消費者はFacebookなどのネットサービスに写真をアップロードして楽しんでおり、通信ネットワークの負荷を拡大させている」と話している。

 スマートフォンのユーザーが増えると同時にユーザーのデータ通信利用意欲も増している。iPhone 3Gが登場して以来、新たなスマートフォンが続々登場し、アプリケーションやサービスの利用を促している。この傾向は今後も確実に続くと同社は指摘している。

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