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迷惑メール流通量の推移(米シマンテックの情報)
迷惑メール流通量の推移(米シマンテックの情報)
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 米シマンテックは2011年1月12日、2010年末に急減した迷惑メール(スパム)の流通量が、1月10日に急増したことを明らかにした。2010年末に停止していたボットネットが活動を再開し、迷惑メールの送信を開始しているためだという。

 シマンテックでは、世界中でやり取りされている迷惑メールを観測し、その流通量などを公表している。同社によると、迷惑メールの流通量は2010年12月25日に急減。大量の迷惑メールを送信していた複数のボットネットが、活動を停止したためと発表した。

 活動を停止したボットネットは、「Rustock」「Lethic」「Xarvester」の3種類。このうち最も規模が大きいのはRustockで、ピーク時は、全世界の迷惑メールの40%以上を送信していたという。

 これらが活動を停止した理由については不明。同社の公式ブログでは、冗談交じりに「迷惑メール送信者が休暇を取った可能性がある」とコメントしていた。

 ところが1月10日頃、これらのボットネットが活動を再開。それに伴い、迷惑メールの流通量が急増した(図)。流通量の変化を見る限り、年末年始は迷惑メール送信者が休暇を取っていて、1月10日に休暇が終了したように思えると、同社スタッフはコメント。今後もこの傾向が続くかどうか、観測を続けるとしている。