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パソコンは2009年に比べ、販売台数・金額ともに増加した
パソコンは2009年に比べ、販売台数・金額ともに増加した
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2010年後半はミラーレス一眼が躍進。販売台数ベースでは、レンズ交換式デジカメの3割前後を占めている
2010年後半はミラーレス一眼が躍進。販売台数ベースでは、レンズ交換式デジカメの3割前後を占めている
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 全国大手家電販売店のPOSデータを基に、デジタル機器の販売台数や金額情報を提供するBCNは2011年1月13日、ノートパソコンやデジタルカメラなどデジタル製品の2010年の市場動向を発表した。

 2010年のパソコンの販売台数は対前年比で102.6%、金額ベースでは105.3%とわずかな伸びを示した。ネットブックの登場により、2009年の平均単価は8万8200円まで大幅に落ち込んだが、2010年は9万600円と、やや持ち直している。スレート型パソコンの販売台数は、2010年7月以降は5%前後を占めた。

 搭載OSは、64ビットに急速に移行している。特に2010年後半は64ビットパソコンの販売台数が徐々に増え、12月は32ビットが24.2%であるのに対し、64ビットか32ビットの選択式が22.7%、64ビットが53.1%を占めた。

 デジタルカメラは、2009年はリーマンショックの影響で販売台数が対前年比で95.5%、金額ベースでは88.6%にまで落ち込んだが、2010年は持ち直し、販売台数では111.0%となった。ただ、単価の下落が響き、金額ベースでは99.7%にとどまっている。単価の下落が顕著なのは、レンズ一体型(コンパクト)デジカメ。2010年12月には、平均単価が1万6000円台にまで下がった。画素数は1400万画素以上のデジカメが半数近くを占め、ズームも5倍以上のものが3分の2近くを占めている。

 勢いがあるのが、レンズ交換型デジカメ。単価の下落はあるものの、販売台数・金額ともに過去3年で最高水準を維持している。2010年9月は、販売台数が対前年比164.2%、金額は140.1%と大きな伸びを見せた。中でもミラーレス一眼が躍進し、台数ベースで2010年12月はレンズ交換式デジカメの36.6%をミラーレスが占めた。現在、ミラーレス一眼市場に参入しているのは、パナソニック、オリンパスイメージング、ソニーの3社だが、今後参入企業が増えれば、ミラーレス比率が伸びるのは必至だ。

 外付けHDDはこれまでパソコンの周辺機器という位置付けだったが、テレビの周辺機器としての市場が開拓されたことで、2010年は対前年比で130.8%の販売台数を記録した。現在、USB接続のHDDが約9割を占めるが、今後は家庭でもNASの需要が高まりそうだ。