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 インターネット広告の業界団体Interactive Advertising Bureau(IAB)は米国時間2011年4月13日、米PricewaterhouseCoopers(PwC)と共同で行った2010年の米国インターネット広告市場に関する調査結果を発表した。それによると、同年の売上高は前年比15%増の260億ドルとなり過去最高を更新、新聞広告の228億ドルを上回った。同年第4四半期の売上高も前年同期から19%増の74億5000万ドルとなり過去最高を更新、5四半期連続でプラス成長となった。

 「2009年の景気低迷は米国のインタラクティブ広告市場に大きな影響を及ぼしたが、市場は5四半期連続で成長を続けている。我々は危機を脱し、安定成長へと向かっているようだ」とIABのIndustry Services部門シニアバイスプレジデントのSherrill Mane氏はコメントしている。

 最も成長が早い分野は、ディスプレー関連広告(映像CM、バナー/ディスプレー、スポンサーシップ、リッチメディア)で、2010年の売上高は前年比24%増の99億600万ドルとなり、市場全体の38%を占めた。最大の検索広告分野は、前年比12%増120億400万ドルで、市場全体に占める割合は46%だった。このほかクラシファイド(求人や不動産などの案内)広告も、前年比15%増の25億9700万ドルと堅調に推移している。一方でリードジェネレーション広告は前年比8%減の13億3900万ドル、電子メール広告は同33%減の1億9500万ドルに落ち込んだ。

 前年からインターネット広告への支出を増やした業種は、小売り、消費財、旅行、医薬・医療、自動車。通信やコンピューター製品、金融サービス、エンターテインメントは支出を減らした。

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