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 米IDCは現地時間2011年7月13日、世界パソコン市場に関する調査結果を発表した。それによると、2011年第2四半期における世界のパソコン出荷台数は8440万台で、前年同期比2.6%増にとどまった。IDCは5月の段階で2.9%増と予測していた。

 従来予測を下回ったことについてIDCは、2010年前半が20%以上成長したことによる反動と、スマートフォンなど他の消費者向け電子機器との激しい競争を要因として挙げている。

 ベンダー別出荷台数をみると、米Hewlett-Packard(HP)が前年同期比3.0%増加し、市場シェア18.1%で首位を維持した。2位の米Dellは前年同期比2.8%増で市場シェアは12.9%だった。中国Lenovo Group(聯想集団)は前年同期比22.9%増と大幅に成長し、シェア12.2%で3位に上昇した。4位の台湾Acerは前年同期比10.1%落ち込み、シェアを10.9%に縮めた。

 地域別では、前期に続いて米国と西欧が低迷したが、日本を除くアジア太平洋地域や中南米などの新興市場は好調だった。米国の出荷台数は1790万台で前年同期比4.2%減少。EMEA(欧州/中東/アフリカ)は、特に西欧の縮小傾向が続いているが、中欧および東欧と、中東およびアフリカは引き続き拡大している。日本は東日本大震災の影響が限定的な範囲にとどまり、同3%増加した。日本以外のアジア太平洋地域は中国がけん引し、同12%増と大幅な伸びを見せた。

 米国市場では、HP(同国内シェアは26.3%)とDell(同22.2%)に続いて、米Apple(同10.7%)が3位に付けている。HPとDellはそれぞれ出荷台数が前年同期比0.6%と10.2%減少したが、Appleは同14.7%増加した。

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