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 米IBMは,IBM社製品のユーザー同士が交流・研究を深めるための団体SHAREと協力して,メインフレームに関心を持つ学生や若手のITプロフェッショナルの支援と育成を推進する。IBM社が米国時間8月22日に明らかにしたもの。「当社とSHAREの世界規模のコミュニティを活用して,さまざまなリソースを提供する」(IBM社)

 IBM社によると,この取り組みの目的は,技術スキルを強化してメインフレーム分野で職を得たいと考える若い人材を支援すること。人脈づくりや,メインフレーム・プロフェッショナルとの交流およびノウハウ共有の場を提供する。

 たとえば,メインフレーム・コミュニティのブログでは,スキルや実務経験などの情報交換を行えるセクションを用意する。またIBM社が世界各国の150以上の大学で実施するプログラム「Academic Initiative Program for the Mainframe」では,「zSeries」や新型メインフレーム「System z9」に関する実践的な講義を行う。

 さらに米国とカナダ(ケベック州は除く)では大学生を対象に,メインフレームのスキルを習得できるコンテスト「The Student Mainframe Contest」を実施する。

 SHARE議長のRobert Rosen氏は,「IBM社と協力して,次世代を担う若者がメインフレーム上のLinux,Java,SOAに関する技能や人脈に容易にアクセスできるように支援する」と述べる。

 また,IBM社z9/zSeries担当ディレクタのMike Bliss氏は,「企業は,顧客情報の保護と管理,規制準拠,運用の簡易化などを実現するために,メインフレームに大きな期待を寄せている。Linuxコミュニティでも,メインフレーム版Linuxへの取り組みが精力的に行われている。我々が提供する各種プログラムを通じて,若い人材が,オープンな大型コンピュータの革新に寄与してくれることを願っている」と語った。

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