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 米XenSourceは,オープンソースの仮想化ソフトの「Xen」がIntel製のVT対応プロセサ上でLinuxとWindows XP SP2の両方をホスティングするデモを実施する。同社が米国時間8月23日に明らかにした。デモは,米サンフランシスコで開催される米Intelの開発者フォーラム(IDF)にて行なわれる。

 デモでは,リリース前の「Xen 3.0」により仮想化された環境でWindows XPのインストールと稼動を行なう。Xenによりレガシー・システムを含め,複数のOSに対応できるため,企業とIT管理者はデータ・センターにおいてハードウエアの統合が可能になり,時間と経費を節約しながら処理速度の高速化とさまざまなOSの最適化が可能になるという。

 Xen 3.0は,現在コミュニティによるテスト段階にある。ゲストOS側に修正が必要な Para-virtualization技術により,Linuxに最適化されたパフォーマンスが提供されるとともに,Intel社のVT技術によりWindows XPといった修正を加えないゲストOSの仮想化が可能になる。これらゲストOS間でプラットフォーム・リソースの共有が可能になるため,CPU,メモリーI/Oリソースが保証されると説明されている。

 Xen 3.0のコミュニティ版は,同年9月下旬にリリースされる見通し。企業向けXenは,企業向けLinuxディストリビュータから2006年初旬にリリースされる予定。Xen 3.0では,SMPゲストOS,64ビット・プロセサに対応し,4Gバイトを超えるメモリーを搭載する32ビット・サーバー向けPhysical Address Extensions(PAE)もサポートする。XenSource社は同年中に管理ソフトウエア「XenOptimizer」の提供も予定している。

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