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 米Infonetics Researchが,世界無線LAN装置市場に関する調査結果を英国時間8月25日に発表した。それによると2005年第2四半期における無線LANスイッチの出荷ポート数は17万ポートで,前期に比べ52%増えたという。売上高は前期比55%増の8080万ドル。Infonetics社は,2008年には7億3500万ドル規模に達すると見込む。

 無線LAN装置全体の売上高は7億3300万ドルで,前期に比べ1%の微減となった。ただし装置の出荷台数は7%増加した。「世界の全地域で無線LANが勢いを増すので,2008年の年間売上高は41億ドルに増える」(同社)

 Infonetics社ディレクティング・アナリストのRichard Webb氏は「今後も無線LANスイッチ市場では製品の刷新が続く」とみる。「セキュリティや無線機能を強調するベンダーもあれば,VoIPおよびQoS,ネットワーク管理ツールに注力するベンダーもある」(同社)

 そのほかの主な調査結果は以下の通り。

・売上高ベースのトップは米Cisco Systemsで,4四半期連続で前期を1億ドル上回った

・2位はCisco社のLinksys,3位は米D-Link Systems,4位は米NETGEAR

・無線LAN装置の売上高のうち,アクセス・ポイントが67%,ネットワーク・カードが16%,インフラ製品が17%を占めた

・SOHO/家庭ユーザーが売上高の43%を,サービス・プロバイダ/企業が57%を占めた

・売上高の割合を地域別にみると,北米が49%,欧州/中東/アフリカが26%,アジア太平洋地域が26%,カリブ海/中南米が3%

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