PR

 米Intelsatと米PanAmSat Holdingは,Intelsat社によるPanAmSat Holding社の買収について最終合意に達した。両社が英国領バミューダ諸島と米国でそれぞれ現地時間8月29日に明らかにしたもの。Intelsat社はPanAmSat Holding社の発行済み普通株式を,1株当たり25ドルの現金を支払ってすべて取得する。買収金額は32億ドルという。手続きは6~12カ月後に完了すると見込む。

 両社の役員会は,既に全会一致で買収を承認した。Intelsat社は,PanAmSat Holding社および傘下企業の負債約32億ドルを引き継ぐ。買収後,プロフォルマ・ベースの総売上高は年間19億ドル以上とみる。保有する通信衛星の数は合計53機になり,サービス提供範囲は220カ国/地域を超える。

 Intelsat社は先進諸国に限らず新興国や辺境地域などにもサービスを展開しており,広範なサービス地域が強みである。一方PanAmSat Holding社はケーブル・テレビ向け配信などを得意とする。「両社の顧客層,サービス地域,主力サービスは補完関係にある。買収により,既存顧客に最高品質のサービスを提供し続けると同時に,急速に拡大している通信市場で新たな事業を育てられる」(Intelsat社CEOのDavid McGlade氏)

 手続き完了後,PanAmSat Holding社とIntelsat Subsidiary Holding社はIntelsat社の100%子会社となる。PanAmSat Holding社とその子会社は,Intelsat社傘下の独立企業として事業を継続する。Intelsat社の現CEOであるMcGlade氏は,CEO兼ディレクタとなる。PanAmSat Holding社CEOのJoseph Wright氏は会長に就任する。

◎関連記事
韓国Samsung,衛星デジタルTVの視聴が可能な携帯電話機「SCH-B250」を発表
米SIRIUS,衛星ラジオを最大50時間保存可能な携帯型プレーヤ「SIRIUS S50」
米上院議員,ブロードバンド,衛星,携帯電話サービスに関する規制を大幅に緩和する法案を提案
「2010年の世界通信市場は対2004年比2倍の2820億ドル規模」,アイルランド調査
「衛星ブロードバンド規格『IpoS』が欧州で承認」,米HNS
米SIRIUSの衛星ラジオ加入者が80万人を突破,「年末までに100万人を見込む」
「ケーブル/衛星TVの顧客満足度,軍配は引き続き衛星に」,米調査
米国の衛星ラジオ——倍々で加入者は増えるも,黒字化は遠い?

[発表資料へ]