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 米QLogicは,同社のHDDコントローラ/テープ・ドライブ・コントローラ事業を米Marvell Technology Groupに売却することで最終的な合意に達した。同社が米国時間8月29日に発表した。売却価格は2億2500万ドル。1億8000万ドルは現金,4500万ドル分はMarvell社の株式で受け取る。売却の手続きは60日以内に完了する見通し。

 米メディアの報道(internetnews.com)によると,売却するHDDとテープ・ドライブ・コントローラ事業からの売上高は,同社の総売上高の25%を占めている。Marvell社は,今回の買収によりQlogic社から93人の従業員を迎える。

 同社社長兼CEOのH.K Desai氏は,「ハード・ドライブ・コントローラ市場で競争力を保つために必要な費用とIPは,同社の新しい戦略の方向と一致しない」と電話会議で説明。より成長率の高いSANインフラ・コンポーネント市場に注力することにより,2008年までに年間20~25%の成長を続け,36億ドル超の売上高を見込むという。

 同社は,SANインフラ市場に向けてiSCSIやファイバ・チャネル・ブリッジを2006年に出荷開始する計画も明らかにしている。また,同社は,ストレージ仮想化をサポートするハードウエアの作成にも興味を示している。

 その他にも同社は同日,取締役会が今後2年間で最大3億5000万ドル分の自社株を買い戻す新しいプログラムを承認したことも明らかにした。2003年1月に開始した自社株買戻しプログラムでは,2億ドル分の株式の買い戻しを行なっている。

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